どうも、なつきです。

 

ポジションニング戦略・・・

 

これは企業とかがよく使うやつなんですけど、
個人でもこの視点もっていると、

「お、こいつ他のやつと違う」

と有利にものごと進められることもあるので今回紹介します。

 

ポジショニング戦略とは

簡単に言えばポジションニング戦略とは、
自社製品独自の位置を確保して
その商品を購入してもらう戦略のことです。

 

ポジショニング戦略を使ったマーケティング・・・

 

すぐに思い浮かばないですよね。

 

有名なのはハイボールのポジショニング戦略です。

 

ハイボールが分からない人のために、
ハイボールとはウイスキー(ちなみに僕は知多が好き笑)を
炭酸で割った飲み物のことです。

 

おそらくハイボールと
ポジショニング戦略が結び付かないと思いますので
もう少し詳しくポジショニング戦略を説明しますね。

 

ライバル不在の領域での戦略

ポジショニング戦略と言うのは、
さっきも少し触れましたが
自社製品独自のポジションを確保する戦略なので、
基本的には競争を避ける戦略のことです。

 

いわゆるブルーオーシャン戦略。

 

ライバルが存在しない領域で
商品を販売すれば先行者優位もあり、
そこで勝ち続けることができます。

 

どのようなポジションを
自社製品で築くことができるかは、
ブランディング戦略においても大変重要なことで、
ハイボールはそれがうまくいった例なのです。

 

さっきも言ったけど、
ハイボールはウイスキー。

 

一体ウイスキーというと
どのようなイメージを持っています?

 

年配の人が飲むお酒というイメージ・・・

 

いまではハイボール当たり前に飲んでいるけど、
ひと昔前までは若い人が飲んでいるイメージはなかったんです。

 

で、ハイボールはウイスキーであるのに、
ここまで知名度が上がって、
世の中に浸透したのには理由があるんです。

 

その理由は、これまで説明している
ポジショニング戦略がうまくいったからです。

 

ウイスキーは2008年ぐらいまで
減少の一途をたどっていました。

 

理由はさっきも少し説明しましたが、
年配の人が飲むお酒というイメージに加え、
食後に飲むお酒、2軒目で飲むお酒というイメージだったからです。

 

そうしたイメージを変えないと
ハイボールも成功しないとサントリーは考えたわけです。

 

そのため食事をしながら飲めるお酒、
さらに若い人にも飲んでもらえるお酒へと
ポジションを変化させる戦略を使うことにしました。

 

さすがサントリー。

 

具体的なポジショニング戦略

具体的にはウイスキーを
ソーダで割るという形に変更し、
若者でも飲める飲み物にし、
さらに食事中に飲んでも飲みやすいものにして提供しました。

 

他にもそのポジションを
しっかりと確立するために、
ブロガーイベントを企画し、
各自それぞれのハイボールの作り方を
ブログや動画で書いてもらったりもしました。

 

そうすると、ハイボールの名前が若者にもしっかりと届き始めました。

 

さらに販路をアルコールが置いていない店や
ウイスキーが置いていない立ち飲み屋などに展開することで、
独自のポジションを確立することに成功。

 

利益率も良いので、
お店にとっても良い商品というポジションを
得ることができたというわけです。

 

まさにポジショニング戦略の優位性である競争しないで
勝つポジションを得ることに成功した例ですね。

 

ハイボール専門店も
展開しているサントリーだけど、
それも独自のポジションを得るための戦略のひとつだと言えます。

 

このようにポジショニング戦略を
適切に行えば、衰退している商品でも
再び復活させることができるわけです。

 

それだけどのようなポジションを
取るかというポジショニング戦略は
重要なわけです。

 

ハイボールのポジショニング戦略がうまくいったけど、
それをただ真似すれば成功するというものではないですよね。

 

その事例をもとに自社のポジショニング戦略を
どのように考えないといけないですけど、
どう考えればいいか分かりますか?

今から、順番に説明しておきます。

 

1.自社商品の強みを考えるべし

まず自社商品の強みがどこにあるのかを
しっかりと考えてみましょう。

 

もしそれがないのであれば、
そもそも売れないので、
ハイボールのように強みを作り出さないとダメです。

 

自分たちの強みをしっかりと
確認しておく必要があるということです。

 

2.その強みを生かせるポジションを考えるべし

その強みが最大限生かせるポジションは
どこなのか考えてみましょう。 ハイボールの場合、
そもそもお酒が置いていない飲食店などをターゲットにし、
ブロガーとのコラボなどを行い、若い人に訴求していました。

 

自社のブランドが生かせるターゲットを探し、
競合が少ないマーケットで自社商品を
展開していかないといけないわけです。

 

それさえできれば、
他社商品との差別化となり、
自社商品が売れ続けることができるはずです。

 

3.競争しない戦略を考えるべし

さっきも説明したけど、
ポジショニング戦略で重要なのは
競争しないということです。

 

競争しない市場で勝負しなければならないですけど、
競争しない市場が必ずしも需要があるとは
限らないところが難しいところですね。

 

競争しない戦略を考える際には、
大きなマーケットと少しずれた
ニーズ(隣の市場)を狙うのがポイントです。

 

そうすることで、競争相手が少なく、
ニーズのある市場で勝負ができるようになります。

 

ポジショニング戦略について
なんとなくでもわかってきたと思います。

 

ハイボールの例も出しましたが、
最後は自社、個人、フリーランスとしてのどのように
ポジショニング戦略を適用するかが重要です。

 

フリーランスで成功するために

個人に置き換えると

  1. 自分の強みを考える
  2. その強みを生かせるポジションを考える
  3. 競争しない戦略を考える

 

プログラミングができるなら

  • どの言語なのか
  • スピード推しなのか
  • スキル推しなのか
  • 自分でやらずに仕事を振る方が向いているのか

 

など置き換えて
ポジショニング戦略について
紙に書き出して考えてみてください。

 

大きな市場で四苦八苦するなら
小さな市場で1位になる方が
圧倒的に早いし、自分のポジションを
確立して安定して売上を確保できます。

 

思わぬ失敗もあるかもしれませんが
ポジショニング戦略でニッチな市場を見つければ
成功し続けることも可能です。

 

ポジショニング戦略を上手に使って
ビジネスを成功させましょう。

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