どうも、なつきです。
近年はネットを通じた
ビジネスチャンスがどこにでも転がっていて、
誰でもお金を簡単に稼ぎやすい時代になりました。
僕が主に手がけている事業はウェブマーケティングの活用で、
インターネットを通じて売上のあがる仕組みを作ったりしています。
こうした仕事をメインにするようになって、
僕の資産も右肩上がりに増えています。
僕のような稼ぎ方をする人がいる一方、
「自由より生活の不安が勝ってしまうフリーランス」
も増えてきているようです。
つい先日の話ですが、
フリーランスでライターをやっている女性と
話すことがありました。
彼女はマスコミ系の企業に就職したものの
毎日の予定が仕事で埋まっていることをもったいないと思い、
30歳の節目に退職・独立した経緯があります。
しかし、収入は思うように伸びず、
現在のクライアントとの契約打ち切りを心配していました。
ライターは文章で稼ぐ仕事ですが、
案件ごとの単価はマチマチです。
彼女は仕事がなくなる不安で落ち着かないだけでなく、
案件によって作業量も一定しないそうです。
自由を楽しむためにフリーランスになったのに、
あらゆる面で自由が制限される生活は、
もはや本末転倒といえますよね。
見た目から疲れていた彼女に
僕はあるアドバイスをしました。
仕事の単価を上げるためにするべきこと。
それはズバリ
「仕事を断ること」を
覚えることです。
アドバイスをした理由はシンプルで、
フリーランスは個人にしかできない仕事を
依頼するために存在しています。
ある程度のスキルを持つ個人に
依頼できる仕事があることが大前提ですが、
そうした場合、企業は人を雇う選択よりも
フリーランスへの依頼を選択します。
つまり、
「仕事を断る=企業も困る」
ということです。
こちらのほうが優位なら相手も条件交渉に乗ってくれるし、
「いくらなら受けてくれますか?」
といった具合にもなります。
こういった話もないのであれば、
そもそも自分が必要なわけじゃない=やらなくてもいい仕事です。
潰しがきく人でいいなら、
クライアントにこだわる必要はありません。
ただし、こうした交渉で優位に立つためには、
ある程度の能力は必須です。
まだ独立したばかりで
モチベーションが高いなら、
経験値のためにいろいろな案件に手を出していいかもしれません。
ただし、日常生活が増やしすぎた仕事に埋もれてしまっては本末転倒です。
そこで、あえて仕事を断る決断も
重要になります。
仕事を断ったことで依頼がなくなるなら、
現在の自分には能力が足りないだけなので
新たなスキルを身につけたり自分だけの特別な能力を探せばいいです。
フリーランスは実力主義の世界なので、
希少価値が仕事の単価に直結します。
僕自身は簡単なウェブサイトを
運営するスキルしかありません。
プラグラミングなんてできないし、
デザインもパワーポイントを
軽く扱えるレベルの知識量です。
つまり僕程度のスキルは
誰でも1日勉強すれば手に入ります。
それでも企業からはコンサルティングの依頼があります。
では、僕がアピールできる希少価値はというと、
「マーケティング」です。
効率的に商品が売れるサイトの設計や、
商品が売れやすい文章を書くことで
クライアントに貢献しています。
このスキルが企業のニーズと合致することで、
僕のもとに案件が舞い込んでくるわけです。
依頼が多いことは嬉しいのですが、
最近は大半の案件を断っています。
僕のスキルに特別な興味を示してくれる人や、
この人とならいい仕事ができる、と
感じた人からの依頼以外は受けていません。
こうして依頼を断るメリットは、
結果的に高単価の案件が入りやすくなることにあります。
仕事を絞ることで納品物のクオリティは向上し、
空き時間を勉強に費やせばさらにお得です。
企業がフリーランスに依頼するときの基準は、
作業の効率性なので依頼を受けるために、
自分が特別であることをアピールしないといけません。
そこで仕事を断った空き時間で、
商品としての「自分」を成長させる
努力も必要になります。
生活のために仕事は必要です。
しかし、闇雲に働くよりも勉強で手に入るスキルのほうが質は上です。
ただ稼ぐための仕事をしているうちは、
相手からも足元を見られてしまいます。
仕事を吟味することで自分の価値が向上すれば、
高単価でも仕事をしてほしい人材として注目されるのです。
長く語りましたが、
「仕事を断ることを恐れるな」
ということが今回のまとめです。
空いた時間をムダにすることなく、
レア人材への成長に活かしてください。
学びたいことが定まらないという方には、
マーケティングがオススメです。
企業はさまざまなモノを売るためにフリーランスを使います。
マーケティングスキル自体が大きな武器になるため、
企業にとってあなたに仕事を依頼する価値が高まります。
企業からの評価が
「仕事を依頼するならこの人!」
というレベルにまで達したら、
フリーランスの醍醐味である自由を
エンジョイしていきましょう。
そして、自分で仕事も時間も管理できるようになっていきましょう。
それこそ自分で働く時間すら選んでいく
自由ということにつながっていくと思います。